こまつな反省会

こまつながべらべらと何か書きます。

松岡ななせ1stライブ『unknown』に行ってきた③

 以前Twitterで、いいねの数に合わせた質問に答えていくという診断を発見し実施したところ、『初恋の時期』を答えさせる質問を引いてしまいました。ボクは「小学校2年生」とツイートし、更に何故か聞かれてもいない初恋の人の名前まで暴露しました。ひとみちゃんです。名前がもう可愛いですね。ひとみちゃんとは小学校2年生の時に初めて同じクラスになり、そこで存在を知りました。当時のこまつな少年はひとみちゃんを見た瞬間「コヤツは他のメスとは違ェ!!」と直感で悟ります。しかし小学生は恋愛よりも遊びにどうしても集中してしまい横目でひとみちゃんを見ながらも、アホみたいにドッジボールで時間を浪費しまくります。結局ひとみちゃんとはそれなりには会話しましたが同じクラスの人間の関係に留まり、進級しクラス替えを迎えます。どうでもいいですが、同時期に「りえ」という女子に告白されました。もちろん、こまつな少年の脳内のメスはひとみちゃんしかあり得なかったので、丁重に「顔がすきじゃない」と返事をしてお断りしました。3か月くらいりえちゃん及びその友人各位からボロカスに言われたような気がします。この頃からデリカシーの無さは群を抜いていたようです。そんなボクも今では同じ名前の「リエ」という虚言癖の歌のお姉さんを追いかけ回しています。完全にコントです。あ、話を戻しまして、最終的に小学校卒業するまでひとみちゃんと同じクラスになることはなく、小学校5~6年生で友人から勧められた「創聖のアクエリオン」に真剣になり無事にアニメポタクの一歩を踏み出し中学入学を果たします。中学生のこまつなはそれはもうめちゃくちゃ賢かったので学年一位は当たり前、女子からもチヤホヤされるまさに全盛期でした。でもそのチヤホヤしてくる女子の中にひとみちゃんはいません。ボクもすっかりひとみちゃんのことを忘却していました。ある日ふととある女子に「そういえばひとみちゃんと仲良かった気がするけど、最近何してるん?」と聞きました。「あー、あの子めちゃくちゃ彼氏作ったり別れたりして今は他の中学のヤツと付き合ってるらしいでw」とのことでした。「とんだク〇ビッチじゃねーか!!!!(銀魂の影響)」と高らかにポタクツッコミをキメて無事にひとみちゃんからの完全脱却を果たしました。そんなひとみちゃんですが中学生になっても顔面はやはり良く、SCANDALのドラムのRINAさんに似てました。

 さて、SCANDALはボクが学生時代によく聴いていたアーティストの一つでした。決して初恋のひとみちゃん似のメンバーがいたから聴いていたというワケではありません。SCANDALを知ったきっかけはおそらくほとんどの皆様もそうだと思いますが、アニメBLEACHの主題歌「少女S」です。少女S自体はいい曲だと思っていましたが、その前に発売された「SAKURAグッバイ」を聴いてどハマりしてしまいました。SCANDALはロックでかっこいい楽曲も大変魅力的ですが、卒業シーズンや新生活の時期に合わせた春の楽曲が本当に優秀過ぎます。というのも一つの特徴として、彼女たちの春の楽曲シリーズの歌詞の世界観にはほぼ確実に登場人物が二人存在し楽曲中にストーリーを紡いでいきます。しかも曲の大体が仲の良い友人とのお別れしてしまうという状況なのですが、未来に繋がる別れだったり、別れる前に言えなかった気持ちをお互いにぶつけるような歌詞が展開されていきます。まあ色々聴いてみてください。「ハルカ」とかおすすめです。そんな楽曲の一つに「HARUKAZE」が挙げられるんですね。

 

さあ、ようやく本編です。

ななせ氏ライブアンコール後に本当に最後の楽曲でりえ氏と歌った「HARUKAZE」、最初は「聴いていください、ハルカゼ」という曲紹介で「どの????」と会場にいる8割くらいのポタクがツッコミを入れたかったと思いますが、まさかのSCANDALでひっくり返ってしまいました。

この「HARUKAZE」という楽曲の冒頭、

 

“遠くへ行ってしまう前に

伝えなきゃと思いながら

今日も過ぎてゆく時間

笑い合って少し胸痛めて”

 

というフレーズがまあ非常に意味深です。また、ななせ氏がチョイスしたという点がさらに想像力豊かなポタクの妄想を駆り立ててしまいます。このフレーズだけで一日酒が飲めるくらい語れるレベルです。さらに色々と考えさせられざるを得ない二番サビ前の

 

“思い出は置いていこうと決めた

ごめん もう先に行くよ”

 

というダイレクト過ぎるフレーズ。敢えてもう詳しくは言いませんけど、今後どうなっちゃうのでしょうね!!!今度マジでこの件について誰か語りませんか??

学生時代大好きだったアーティストの楽曲でもあり、今のななせ氏とりえ氏の状況を見事に表現したと言っていい楽曲のチョイスだったのでライブ中で一番印象に残っていて、わざわざ初恋の話まで持ってきて書かせて頂きましたが、ここまで書いてやっぱりひとみちゃんの話全然いらんやんけと大反省しています。

 

 はい、ようやく終わりが見えてきました。今回のライブで感じたことがありましてそれは、松岡ななせさんはプロデュース力に本当に長けているなということです。自分の楽曲を持っていない以上、カバー楽曲中心のライブになることは明らかでしたが、その状況下でどうすれば自分の魅力を最大限に引き出し、かつ観に来てくれる人を楽しませることができるのかを理解しているんだなと思いました。ライブ現場を観客と演者の両方のスタンスから熟知しているからこそだと思います。もちろん頭で分かっていても実行できないと意味がないワケで、今回のライブはどこまでななせ氏が取り纏めたか分かりませんが実行し成功させる意思の強さとパフォーマンス力は流石ですし、仮にほぼななせ氏の力でこのライブの構成を考え付いたとしたなら才能溢れるプロデュース力だと思います。ななせ氏にはアーティストとしてこれからも活躍して欲しいですが、AIKATSU☆STARS!のメンバーの誰かのライブプロデュースとかやって欲しいなぁとこれまた妄想が捗り楽しくなってきました。ところで、ライブ後のサイン会も面白かったのですが、どうしてセキレイ3期の話を急に振ってきたのでしょうか。会場で流れてたからって、もしボクがセキレイ知らなかったらどうするつもりだったんでしょう・・・まあ、やっぱり『信用』されてるのかなぁ~~~...(ボクのようなパッパラパーなポタクは覚えなくていいからもっと真剣なななせ氏ポタクのことを覚えてあげてください)

 

 あ、りえ氏はまあいつも通りえっちな歌のお姉さんでしたね。でも「HARUKAZE」歌ってくれたのでめちゃくちゃ褒めておきますね。「お前は伸びるッ!!」

 

3記事合わせてなんと8000字近く書いてますが半分くらい茶番でした。最後まで見てくれた暇人の皆様ありがとうございました。次はりえ氏のワンマンライブの感想をお楽しみにしてください。(なんか適当なテーマで書くかもしれないけど)

 

おわり。