こまつな反省会

こまつながべらべらと何か書きます。

アイカツ武道館感想③

『今わたし達が 駆け抜ける毎日も 懐かしくなるのかな』

先に言うとボクはめちゃくちゃ泣きました。個人的にアイカツ武道館1日目の最大瞬間風速楽曲は間違いなく、るかさんソロの“START DASH SENSATION”だったでしょう。ボクはライブ中に泣くことはそれほど無いのですが、この楽曲もCD販売から3年弱経っているわけでして、その間に色々な思い出がボクの中で構築された故の涙だったんだなと改めて思いました。この楽曲自体の素晴らしさや歌詞とキャラクターとの関係性は、あらゆるアイカツ!フアン及び公式側も言及しまくっているのでもはや語らなくても良いでしょう。そこで、何故ボクがボロボロ泣いてしまったのかを自分の思い出から紐解いていこうと思います。当然めちゃくちゃポエムになるので、くっせぇ文章がイヤだという方はこの先は見ない方がいいでしょう(笑)






初めてSTART DASH SENSATIONがアニメのOPで流れた時、「あ、これ後1年くらいであかりちゃん世代も終わるな...」と直感が働きました。映像の表現、曲調、歌詞を1コーラス視聴しただけで今までと明らかに雰囲気が違うOPだと思ったからです。流石に半年で終わってしまうとは思いませんでしたが(笑)START DASH SENSATIONを初めてライブで見たのはAIKATSU☆STARS!の中野ワンマンでした。確かそれまではどのライブでも披露されなかったと思います。中野で披露された時はまだあかりちゃんとこの楽曲の関係性が薄かったので、アニメのOPという認識しか無かったのですがメンバー様が泣くのを我慢して(我慢出来なかったメンバーもいましたが)歌う姿を見て感動した記憶があります。中野ワンマン後しばらくしてアイカツ!が終わるという公式のアナウンスがありました。その頃には徐々にあかりちゃんとこの曲の関係性が深まっていき「ただのOPじゃねぇ!」と気付かされました。そんな中迎えたアイカツMF2016。この時にはメンバー全員バージョンとるかさんソロのshortバージョンが披露されました。しかし、この時期はあかりちゃんがまだスターライトクイーンになるか決まっていないというタイミングだったので、いくら関係性が深くなったとは言えあの時点では憶測に過ぎなかったことと、やはりアニメのOPという印象がまだ強く、正直言うとるかさんのソロバージョンに関してはそれほど刺さりませんでした。その直後の回であかりちゃんは無事にスターライトクイーンになり大団円という感じでアイカツ!は終了しましたが、「アニメであかりちゃんがスターライトクイーンカップで優勝した状態で聴くるかさんソロのSTART DASH SENSATIONを聴かないとボクの中で『アイカツ!』は終わらないぞ!!」とアイカツスターズ!始まってからもずっと思い続けていました。アイカツスターズ!自体は1週間で切り替えて楽しめたんですけどね!

それから月日が流れ、アイカツMF2017の2日目。この直前のラジカツスターズでるかさんはSTART DASH SENSATIONについて語っていますが、スターライトクイーンになったあかりちゃんのSTART DASH SENSATIONを届けたいという想いを泣きながら伝えていました。自分もスターライトクイーンに決まったあかりちゃんが歌うSTART DASH SENSATIONこそこの曲の完成形なんだと思っていたので期待が膨らんだのを覚えています。2017年のアイカツMFはステージ上の大きなスクリーンでアニメのCG映像が流れその映像とリンクして演者様がパフォーマンスするというものでした。START DASH SENSATIONではステージ上に大空あかりちゃんが顕現したかの如くスクリーンとシンクロしてパフォーマンスをするるかさんが印象的で、ようやくアイカツ!を通して一番見たかった景色が見れたと感動した覚えがあります。そして2番で入学試験からスターライトクイーンになるまでの大空あかりヒストリー的な映像が流れました。ラジカツではこの映像を見て泣いてしまうと語っていました。ライブ当日もBメロで号泣し歌えなくなってしまいました。そこからの観客の皆様のファインプレーは語るまでもないですが、自分はこのSTART DASH SENSATIONが“完成系”なんだとMF2016のモヤモヤが一気に晴れた気がして泣きました。


しかし、るかさん本人はそうではなかったんですね。アイカツ武道館直前のラジカツで、るかさんはSTART DASH SENSATIONについて語りますがまた泣いてしまいます。ボクは2017年でキレイに完成したし無理をするなwと思っていましたし、恐らく武道館でも歌われることは無いだろうと思ってました。泣いて歌えなくなったから観客がカバーするという流れは2回目以降は当然感動も薄れてしまうし、せっかく自分の中で完結したものが崩れ去るのではないか、というのが本音でした。なので武道館でるかさんが1人でステージに立ってSTART DASH SENSATIONのイントロが流れた時は文字通り穏やかではなかったです。映像も2017年のリベンジするかの如く同じ映像が流れました。1番を無事に歌い終え2017年では歌えなかった2番Bメロが近づきます。自分はもちろん他の皆様も固唾を呑んで見守ったと思います。映像もあかりちゃんヒストリーがどんどん進んでいく中でるかさんは涙どころか最高の笑顔で2番も歌い切りました。この時点で拍手喝采大号泣でしたが、最大の感動パートであるDメロで「るかさん本当によくやった!」という感情と歌唱担当として立つ最後のライブと歌詞がリンクして流石に涙腺が崩壊してしまいました。ボロボロ泣きました。このボクがボロボロ泣くレベルなので、感受性豊かなるかさんもいつ泣いてもおかしくないはずでしたが、最後まで笑顔で歌い切り2017年のリベンジを果たしました。その後のMCでは思いっきり泣いてましたが、一番の相方であるみきさんと「泣かずに歌い切ろう」と約束した話、そして2017年でみんなから貰ったモノのお返しに大空あかりちゃんの歌唱担当として笑顔を届けたかったという1年間の想いを話しました。るかさんの中ではアイカツ武道館でようやくSTART DASH SENSATIONは完成したんだなと思いました。

この感動はアイカツ武道館だけの話では到底語りきれなかったので、ボクの思い出話などを含めて感想を書きました。歌唱担当として最後の大きな舞台で一番最高の景色を見せてくれたるかさんは本当に素晴らしい演者様だと思います。


というわけ1日目の話はこれくらいにしておきます。2日目は流石にりえ氏の話した方が良さそうなのでそれなりに書きます...多分。


③おわり。